クマガイソウ
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
森林公園のボランティアキャンプに参加。夕方から森林公園に入り、夕食のあとスタッフの方々の案内で、わくわくどきどきのナイトハイクを愉しむ。夜の森林公園は生き物の生まれる場所だった。たくさんの蝉が道の脇のロープにぶら下がって羽化しようとしている。ライトを当てると体は青白く羽が縮んで小さな天使のようだ。あまりまぶしいのは気の毒な気がするが、みんな撮影に夢中。木の幹ではたくさんのカブトムシが集まっていた。けんかをするもの、交尾をするもの。ライトを消してといわれて目を凝らすと、暗い沼の向こうからホタルがゆらゆらとこちらに飛んでくる。感動と神秘のひとときだった。大満足で飲み会のあと、11時を過ぎていたが、カラスウリの花が咲いている場所を案内していただく。垣根はいちめん真っ白な花盛り。星形の花びらのまわりに、繊細なレースの糸が延びている。あたりに甘い香りが漂い、花の中には小さな虫たちがたくさん集まっていた。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
左からふきのとう。砂礫に咲く節分草。珍しい赤の福寿草。ほとけのざ。まんさく。うめ。椿。冬ごもりの蜂。カブトムシの幼虫。落ち葉掻き。苗の植え付け。
冬冬と言っていたら、森林公園には春が来ていた。今日の作業は最後の落ち葉掻き。大量の落ち葉を大きな熊手で掻いて、新しい堆肥ボックスに入れた。みんなほこりにまみれながら汗びっしょりで働く。好きだねえ。できた堆肥は全部すくって野草の芽の上に撒く。大きなカブトムシの幼虫がごろごろと現れた。寒いのか固まっている。いそいでベッドに寝かせてやる。土を返して古い根っこを抜き、釣りがねにんじんなどの苗を植える。どうか根付きますように。たくさん植えても数年後には消えてしまうものが多いのだ。去年たくさん咲いた雪割草も今年はどうだろう。野草の環境を維持し、増やすのはたいへんなことなのである。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
冬、森でやる作業はたくさんある。きょうは雑木林の間伐作業。枯れた木や生えすぎた木を伐って光を十分入るようにする。男たちは木を伐るのが楽しくてたまらないらしい。倒された木は枝や葉を短く切ってきちんと積み上げておく。大きな白樫の木を伐った。常緑樹のつやのあるきれいな葉っぱである。良いにおいがする。枝を小さく切る作業をしていると、蛾の繭の抜け殻や、カマキリの卵などがついている。めったに見られないモズの早にえがついていた。モズが捕まえた餌をすぐに食べずに、木の枝などに突き刺しておくのである。犠牲となったトカゲは発見したときはまだ生きていた。わたしはそれと知らずに、さっそく捕まえようとしたが、暴れているのに引っ張ってもなぜか枝からなかなか取れない。よくみると枝にのどを深ぶかと突き刺されていて、身動きもできなくなっていたのである。のどの周りは血まみれだ。わたしたちが集まって騒いでいるうちにトカゲは絶命したのである。ナムアミダブツ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント