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2008年10月31日 (金)

古本まつり

20081031671 東京は神保町の古本市。今年もリュックや袋を提げた人々でにぎわっている。夕方6時には終わってしまうので、昼休みにそそくさと歩いてみる。読みたい本はたくさんあるのに人生は短い。

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2008年10月26日 (日)

国立競技場

20081026667 このわたしが、あの千駄ヶ谷の国立競技場のグラウンドを走ることになるとは、夢にも思わなかった。グリーンリボンのランニングフェスティバルにエントリーして、無事10キロを完走した。グラウンドと神宮外苑を4周するコース。タイムは1時間9分58秒。5月の昭和記念公園マラソンより1分遅いが、なかなかすごい。初めの1周こそ25分かかっているが、あとは15分前後で走っている。この分では1時間の壁を破るのも夢ではない?

実は大会に参加して初めて知ったのだが、グリーンリボンは、臓器移植者や脳死となり臓器を提供した人の家族などで作っている団体ということである。移植を受けて元気になった人たちが一般ランナーと一緒にコースを走り、ドナー登録の意義をアピールしようという催し。臓器移植にはまだまだ解決のつかない問題があると思うが、目の前で楽しく走っている子どもたちを見ると、もし役に立つなら何でもあげてもいい気になってくるのは、わたしが十分生きて健康でいられるからかもしれない。ともかく一度きちんと考えなければならない重要な問題だと認識を新たにした。

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2008年10月25日 (土)

北村太郎の会

Photo 午後から横浜の北村太郎の会へ。副都心線で渋谷まで一直線。東横線とみなとみらい線で馬車道駅へ。便利になった。太郎の会は毎年一回楽しみにしている。去年は太郎をモデルにした小説『荒地の恋』を出版したねじめ正一さんのトークだった。今年は平林敏彦さんに初めてお会いして、荒地の時代の貴重な話が聞けた。平林さんは荒地同人の最後の生き残りといおうか。太郎とは会ったことがなかったようだが、鮎川信夫や田村隆一との交流、当時の荒地の様子など、克明におぼえていらっしゃる。細身でダンディな雰囲気。80歳を過ぎていらっしゃると思うが、たいへんな記憶力に脱帽する。

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2008年10月18日 (土)

生まれた!

Moichi_2 3週間も早く生まれてきた。ちびだが元気いっぱいの男の子。

昨日娘が産気づき、付き添って腰などさすっていたが生まれず、帰宅したら今朝電話があって、明け方に生まれてしまったという。今日は晩翠賞の授賞式に出席の予定だったが、どうしても赤ん坊の顔が見たくてキャンセルしてしまった。ごめんなさい。娘の夫は分娩室での一部始終をビデオに撮影していて、いやはや、生まれた直後の赤ん坊は、波に翻弄されて浜辺に打ち上げられたばかりのようにびしょぬれで、眉をしかめて不機嫌そうであったのだ。

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2008年10月13日 (月)

武蔵野線まで

Photo 2 午後から川沿いを武蔵野線の陸橋までランニング。良い天気だ。5キロほど走ると、武蔵野線の高架の下に着く。真下から見上げると電車が頭の上を走りすぎるのが見えてちょっと怖い。ちょうど一両だけの電車がやってくる。カメラを提げた男がたたずんでいるのは今はやりの鉄道マニアか。撮れましたかとかなんとか声をかけて折り返し、出発点まで戻って10キロ。これはネットのジョギングシュミレーターで調べた。地図をたどっていくと自分が走った距離や高低差、消費カロリー、速さのレベルなどがわかる仕組みである。便利。

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2008年10月 5日 (日)

秋の吟行句会

新宿御苑

秋の日は裸足で鞠を蹴る男(木履)

ついたちにきっと咲くのは金木犀

亀が浮く甲羅の重さ計りかね

秋の亀重き甲羅のままで浮き

小枝持ち秋のカラスはスキップす

秋の影女の目鼻暮るるまで

芋を掘る蔓の先には秋桜

秋の日や伸びちぢみする猫の影

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