関ofujiの閑月忙日

  伝単。太平洋戦争敗戦直前、アメリカ軍が飛行機から撒いた降伏勧告ビラ。S氏所蔵。

先日まったく突然、「日本現代詩人会にお誘いしたい」という手紙が届いた。差出人は会員２名の連名である。興味があったら入会資料を送るということだった。差出人のお二人はときどき詩関係の集まりで顔を会わせることがあるし、互いに詩集を贈りあっているが、詩人会関係の話はしたことがなかったので驚いた。送ってもらった資料とは、入会申込書と入会資格などの注意事項、会長、理事長、それに入会審議委員の名簿だった。日本現代詩人会は千人以上の会員がいるらしい。２冊以上の詩関係の出版物を持ち、２名の会員の推薦を受け、さらに５名の審議委員の審議を受けて合格しないと会員になれないらしい。ふーん、こりゃたいへんだ。こんなに苦労して会員になったあかつきには、きっといいことがあるにちがいない。30年以上も詩を書いているわたしだが、自分がほんとうに詩人なのかさっぱり心もとなかった。詩人会の会員になれば、少しは詩人になった気がするだろうか？？？？